イワシ式

個人的なマンガの感想を細々と書くブログ

自分に負けんな!熱くなれ!(「イチゴーイチハチ!」感想)

名作「GUNSLINGER GIRL」の作者である相田裕の新作「イチゴーイチハチ!」(ビッグコミックスピリッツ 2014年37・38合併号から連載中、既刊2巻)ガンスリンガーガールは義体化された少女達がボコボコ人を殺し、殺されるというかなりハードな漫画だったが、一…

オジさんとはメンドクサイものと知れ(「スイーツ本部長 一ノ瀬櫂」感想)

4月も最初の週末となり、新入社員の方々はだいぶお疲れだろうか。 会社によっては、まだしばらく研修期間が続くかもしれない。研修が終わり、部門に配属されると、いよいよ直属の上司とのご対面である。 この最初の上司は今後の社会人生活を決定づける重要…

ソウルフード(「このこここのこ」感想)

疲れたとき、苦しいとき、荒れているとき。 心を落ち着かせるために漫画を読む。 そんな一作。「このこここのこ」(藤こよみ、Comic REX平成21年7月号から平成22年10月まで連載。全3巻)このこここのこ 1 (IDコミックス REXコミックス)作者: 藤こよみ出版社…

超人 島耕作(「課長 島耕作」感想)

あけましておめでとうございます、というにはちょっと時間が経ちすぎた。さすがに一か月何も書かないとそのまま消滅しそうなんで一回ぐらい更新しとくかなと。今年最初ということで、歴史のある一作を。「課長 島耕作」(1983年よりモーニングにて連載)課長…

自ブログの2014年を振り返る

いよいよ大晦日。今年も昨年同様、このブログでPVの多かった記事を振り返ってみる。去年の↓。 自ブログのPVから振り返る2013年の人気マンガ - イワシ式

人の心の奥にある禁忌(「バベルの図書館」感想)

年末の連投。感想書いてなかったけど、今年一番印象に残った作品。「バベルの図書館」(つばな、マンガ・エロティクス・エフvol74からvol83(2012年3月から2013年9月)まで連載。全1巻。)連載追ってるときは隔月ということもあってよくわからなかったが、…

堤~~~~~ッ(「深海魚のアンコさん」感想 Part2)

昨年の最後の記事にて自ブログで最もPVの多かった記事を挙げた。一位は「深海魚のアンコさん」(犬犬、2012年11月~、コミックメテオにて連載。http://comic-meteor.jp/ankosan/。既刊3巻)だった。自ブログのPVから振り返る2013年の人気マンガ - イワシ式…

今年も4コマオブザイヤーに投票しました。

気付いたら仕事も納まってた。あぁー、結局書きたいと思ってたものほとんど書けてない。 残りちょっとでも消化しておくか。まずは今年の「4コマオブザイヤー」について。 去年のは↓にまとめてます。4コマオブザイヤー2013に投票しました!~4コマはロック…

ホスト経験から生まれるのは少女漫画ではなくホスト漫画(「ホスト漫」感想)

忙しさもひと段落して久々の更新。 今回はDeNAが配信するアプリ、マンガボックスの連載作から「ホスト漫」(木下聡志。2014年5月よりマンガボックスにて連載中。既刊1巻)ホスト漫(1)作者: 木下聡志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/09メディア: K…

風が語りかけます(「子供はわかってあげない」感想)

個人的に今年もっとも爽やかだった一作。「子供はわかってあげない」(田島列島、モーニングにて2014年3月から8月まで連載。全2巻) モーニングで連載追ってた時も、そのページだけ風がサァッと吹き抜ける感じで明らかに空気が違った。子供はわかってあげな…

忘れられない名作(「チュニクチュニカ」感想)

久しぶりのブログ更新。前に読んで感動したのが電子書籍で出てたので。結末は知ってるけど、それでもやっぱり感動した。「チュニクチュニカ」(水谷フーカ、2007年司書房から初版、2011年に白泉社から復刻版発行、全1巻)。チュニクチュニカ (楽園)作者: 水…

精一杯生きてる人間てのはすばらしい(「アドルフに告ぐ」感想)

今年の4月ごろに手塚治虫の作品がいくつか電子書籍化されている。しかも今なら100~300円程度。時代が違うのでリアルタイムで読んでいたわけではないが、子どもの頃にいくつか文庫版で読んだことがある。その中で一番好きなのは「アドルフに告ぐ」(週刊文…

ディープピープル(「マンガ・エロティクス・エフ」感想)

先日のvol.88をもって隔月誌「マンガ・エロティクス・エフ」が休刊となってしまった。14年の歴史に幕。ここ何年かは毎号買ってた雑誌だったので非常に残念。せっかくなのでエロエフの感想でも残しておく。 ちなみに「エフ」とは「Fetishism/Fever/Fantastic…

生きてる証拠(「橙は、半透明に二度寝する」感想)

前に記事を書いた時から、早くも4か月近くが経ってたのか。。毎年この時期は忙しくて、ブログ書くような気力がわかんなー。でも、その間にもアクセスあったりして少し不思議。ま、少しずつ再開。 この間にもマンガは読んでたけど、その中で一番インパクトあ…

「中学性日記」感想のあとがき

前回取り上げた「中学性日記」だが、同作者の「mon*mon」を昨年ブログで取り上げていたおかげで、先日ちょっとした事件が発生した。中学生はセイチョウ中!(「中学性日記」感想)アラサーは悶々としてます!(「mon*mon」感想)中学性日記(1) (アクションコ…

中学生はセイチョウ中!(「中学性日記」感想)

悶々とするアラサーを描いた「mon*mon」に続き、シモダアサミの2作目「中学性日記」(月刊アクションにて2013年7月号より連載中、既刊1巻)。中学性日記(1) (アクションコミックス(月刊アクション))作者: シモダアサミ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014…

心ふるわす彼女のパーツ(「彼女のカーブ」感想)

2月は結局、ほとんど更新できんかった…。毎年この時期忙しいからあきらめてるけど。 さて、単行本出たら取り上げようと思っていた一冊、「彼女のカーブ」(ウラモトユウコ、エロティクス・エフvol.75~84(2012年~2013年)まで連載。全1巻)エロエフ掲載…

「僕だけがいない街」感想のあとがき

先日までKindleで角川フェアやってて激安だったからか、マンガ大賞にノミネートされたからか、年末に書いた「僕だけがいない街」の記事がよく読まれている。ぞくり… (「僕だけがいない街」感想)せっかくなので、あとがきとして雑感でも書いてみる。

「Dr.スランプ」感想のあとがき

去年から始めたこのブログ。読み返してて、章立てもせずに、ひとつの記事にごちゃごちゃ書きたがるからすげー読みづらいと思った。とりあえず雑多な部分は別に書いてみようかなと。 というわけで、昨日の記事↓のあとがきです。古典に触れる(「Dr.スランプ」…

古典に触れる(「Dr.スランプ」感想)

この時期は忙しくて更新さぼってるけど、油断するとこのまま自然消滅しそうなので、正月に読んでたマンガの感想でも。 で、「Dr.スランプ」(鳥山明、1980年から1984年まで少年ジャンプにて連載。全18巻。デジタル版は全9巻)。 急に読み返したくなって、Kin…

自ブログのPVから振り返る2013年の人気マンガ

今年の頭から始めたこのブログ。なんだかんだで20作品ぐらいをとりあげてきたので、その中でよく読まれた上位5作ぐらいをご紹介。

ぞくり… (「僕だけがいない街」感想)

2013年もそろそろ終わりということで、個人的に今年一番面白かった作品を。「僕だけがいない街」(三部けい、ヤングエース2012年7月号から連載、既刊3巻)。 「このマンガがすごい!2014」でもオトコ編15位にランクイン。僕だけがいない街(1) (角川コミック…

4コマオブザイヤー2013に投票しました!~4コマはロック!~

↓のサイト様で実施している「4コマオブザイヤー2013」に投票しました。昨年に続き、2回目。http://4oty.net/

マンガのチカラ(「ストーリー311」感想)

昨日「まじめな時間」について書いていたら、これも取り上げたくなったので、珍しく連日の更新。「ストーリー311」(ひうらさとる他10名、デジキスにて2012年3月より毎月連載、2013年3月11日に単行本として出版)。 タイトルの通り、東日本大震災について…

今日を生きる(「まじめな時間」感想)

前回の「黄昏乙女×アムネジア」に引き続き、幽霊の話。「まじめな時間」(清家雪子、月刊アフタヌーンにて2012年2月号から10月号まで連載、全2巻)。死んだ人は幽霊になる。 そして何年かすると現世への執着が薄れ、やがて消える。そんな死後の時間に何を思…

とめどない渇きが愛だというけれど(「黄昏乙女×アムネジア」感想)

先日完結した学園ホラー漫画「黄昏乙女×アムネジア」(めいびい、ガンガンJOKERにて2009年5月号から2013年10月号まで連載、全10巻)。最初の方は処分してしまっていたので、Kindle版で全巻揃えて読み直してみた。アニメ版は見てないです。黄昏乙女×アムネジ…

さよーならみなさん(「さよーならみなさん」感想)

初版が少なすぎたのか、発売直後は品切ればかりでAmazonでもすぐに在庫切れになってたマンガ「さよーならみなさん」(西村ツチカ、月刊!スピリッツにて2012年12月号から2013年8月号まで連載、全1巻)今は在庫も復活しているようで。さよーならみなさん (ビ…

希望の風を満帆に!死の海へと舵をとれ!(「終末のマリステラ」感想)

『古の時代 A.D.と呼ばれた時代 人類は終末を迎えた 後 現在に至るまで 終末は遂げられず 地上は 不完全で不条理に満ち 歪なかりそめの住まいのままだ』 (第1巻、p.150)天使と呼ばれる少女達が異形の魚達と戦うSFマンガ「終末のマリステラ」(高野千春、…

ちっちゃな神様のハートフルストーリー(「百花のしるし」感想)

初回で「ふら・ふろ」をとりあげてますが、今回は同じ作家の作品「百花のしるし」(カネコマサル、電撃大王ジェネシス2011 Vol.1~2012 Vol.5まで連載。全1巻)。ちょうど前回のエントリで書いたのが「神様がうそをつく。」なんてタイトルでしたが、こちら…

その嘘に手を伸ばし生きていく(「神様がうそをつく。」感想)

短いながらも深く感じさせる一作「神様がうそをつく。」(尾崎かおり、アフタヌーン2013年5月号から9月号、全1巻)漂う閉塞感の中での、少年と少女の一夏の物語。 以下、ネタバレ多めなので注意。神様がうそをつく。 (アフタヌーンKC)作者: 尾崎かおり出…

はたらくまめちしき(「ダンダリン一〇一」感想)

深夜アニメは見るものの、実写はどうも馴染めずテレビドラマは全然見ない。あまちゃんも半沢直樹も結局見なかった。でも、半沢直樹みたいなのがすごいヒットしてるって聞いて「コレもドラマにしたら話題になるんじゃね?」って思い出したのが「ダンダリン一…

そうだよ今日はみんなでキャバクラ!(「ヒナまつり」感想)

漫画はやっぱりギャグ漫画がスキだ! でも、最近はシュールだったり、ゆるふわ日常系だったり、マサルさんの頃のような突き抜けた勢いを持ったギャグ漫画に出会う機会が減った気がする。。 そんな中、わけわからん表紙でなんとなく手に取る気がおきなかった…

アラサーは悶々としてます!(「mon*mon」感想)

さわやかな少年向けファンタジーの「リンドバーグ」を取り上げた次がこれでいいのか、とも思うが某女性誌を思わせるタイトルの「mon*mon」。(シモダアサミ、マンガ・エロティクス・エフvol74, 76-82にて連載(2012年3月から2013年7月まで)、全1巻)。mon*…

脳天直撃(「リンドバーグ」感想)

空飛ぶ不思議な生物と少年との冒険譚「リンドバーグ」(アントンシク、月刊ゲッサンにて2009年6月号から2013年5月号まで連載、全8巻。)kindle版で1巻読んだら一気に全巻買ってしまった。最終8巻だけまだkindleで出てなかったけど。リンドバーグ(1) (ゲ…

よし、お笑いやるよ!!(「チェルシー」感想)

一番最初に「ふらふろ」書いたけど、キャラットで好きだったもう1つ。「チェルシー」(シバユウスケ、きららキャラット2008年10月号~2010年10月号まで連載、全2巻)。昨日、テレビで『耳をすませば』やってたみたいだけど、自分にとっての青春はむしろこ…

新入社員におくる穀物お仕事系4コマ(「みそララ」感想)

7月から「恋愛ラボ」のアニメが始まるが、個人的にはこっちの方が好き。「みそララ」(宮原るり、まんがタイム2006年7月号~、2012年12月号にて第一部完として休載中)。「恋愛ラボ」と世界は共通で、同作品のキャラクターも一部登場する。 みそララ 4 (ま…

迷える小魚を導いてくれる深海魚先輩(「深海魚のアンコさん」感想)

Webコミックも近頃は色々出てて、無料でも質の高いのが読めるのはありがたい。そんな中、気になってるマンガ、「深海魚のアンコさん」(犬犬、2012年11月~、コミックメテオにて連載。http://comic-meteor.jp/ankosan/)単行本1巻が9月発売予定ということ…

ひゅう、あんみつー♪(「ももんち」感想)

前回のエントリで挙げた「ディスコミュニケーション」はひたすら不思議な体験や変態的行為を通して「人はなぜ誰かを好きになるのか?」というテーマに迫っていく話だったが、雰囲気の真逆な恋愛ものを思い出したので読み返してみた。 ももんち (ビッグコミッ…

ワカラナイカラ好キニナル、好キニナルカラワカラナイ(「夢使い」、「ディスコミュニケーション」感想)

『どんな女の子や男の子にもその謎を解かなきゃいけない男の子や女の子がひとりは必ずいると思うの だから私が松笛君を好きになったってことは― ―私が松笛君の謎を解かなきゃいけない人間だということなのよ 私はなんとなくそう思うのよね』 ディスコミュニ…

Let it be(「ネクログ」感想)

kindle版が出てたから、1巻読んでみたら面白かったのでそのまま最終巻まで購入。 ネクログ(1)作者: 熊倉隆敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 熊倉隆敏が「もっけ」の後に連載していた「ネクログ…

妄想ジェットコースター(「ひきだしにテラリウム」感想)

「ショートショートってむずかしいな」 ひきだしにテラリウム作者: 九井諒子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/08/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 九井諒子の新作「ひきだしにテラリウム」(イースト・プレス)。今回は1話あ…

虎としましま(「ミミツキ」感想)

年明けから色々やってたら2回書いただけで2ヶ月近く放棄してた。ちょっとずつ再開。 ということで、この前終わっちゃったけど、しましまなケモノ耳系。タイトルもそのまま「ミミツキ」(相川有、幻冬舎コミックバーズ、全6巻)。ちょっとケモノの血を引いて…

人外に萌える(「セントールの悩み」感想)

委員長の真面目さをどうやって見る人に伝えるか。メガネだ。それだけで知的。真面目。メガネ。でも、それ以外のアイテムを使っていいんではないか。 たとえば翼。 セントールの悩み 2 (リュウコミックス)作者: 村山慶出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2012/…

秋は夕暮れ。(「ふら・ふろ」感想)

「オレンジの光が」「なんかあったかい感じがするんだよなー」 (ふら・ふろ3巻 p.81より) ふら・ふろ (2) (まんがタイムKRコミックス)作者: カネコマサル出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2009/06/27メディア: コミック購入: 1人 クリック: 6回この商品を…

記事一覧

今までに取り上げてきた作品の一覧です。(随時更新)